ビクラムヨガは1946年インド・カルカッタ生まれのビクラム・チョードリー先生によって設立されたヨガです。
平均室温40℃、湿度40%以上のスタジオで、90分間の世界共通のレッスンを行います。
老若男女問わず、言語も、人種も、疾患も超えて同じプログラムです。*妊婦さんは少し変わります。
毎回同じポーズを同じ順番で行いますが、いつでも新鮮で発見があります。
同じプログラムだからこそ、少しの変化に気づくことができ、続けていくことで自分の自信を深めることができます。
暑いスタジオは柔軟性を最大限に引き出し、身体をよりしなやかに動かせてくれます。それだけでなく、この室温は呼吸を深くし、血流を良くし、身体を守ってくれるものです。
安心して、身体を動かしてみてください。
痛めてしまった身体をスタジオの環境とプログラムが癒してくれます。なまっている身体を目覚めさせてくれます。
そして、確実にタフにしてくれます。
もちろん無理はNGです。
まずは自然な呼吸ができるように丁寧にポーズをとることを心がけてください。
ビクラムヨガの先生は前でポーズをとりません。
すべて言葉で伝えます。これは、鏡の中の自分の姿をよく見ることからスタートするため。
まずは、そのときの自分自身をよく見つめ、知ってください。
そして、先生の声に耳を傾けて、素直に身体を動かしてください。
足の揃え方、手の上げ方からポーズ中気をつけること、ポーズを安全に効果的にとるためのアドバイス、修正、すべてを言葉で伝えますのでまずは言葉に集中し、自分の身体に最大限の意識を払い、ポーズを精一杯ホールドしてください。
すぐに90分間があっという間に、そして自分自身に深く集中できることに気づいてもらえると思います。
ビクラムヨガは、老若男女問わず、怪我や病気になって身体に不調を抱えていたとしても、ヨガを行ってもよいと医師から了承が出ているならば、万人が出来るヨガのプログラムとして作られたものだから90分に意味があります。
背骨の歪み、筋肉のコリやバランスの崩れた状態が、身体全体を不調に導くのは、多くの方が痛感することです。
背骨には神経が通っており、全ての内臓の働きも司っています。ホリスティックな視点で考えて、部分だけを整えるのではなく、心身全てを含めて最高の状態を作り上げるには、背骨が鍵になります。
安全に効果的に背骨の強化、矯正を行うためには、十分に温められた背骨の状態を作らなければなりません。
ポーズは2回行うことにより、その効果を発揮します。1回目で、身体の準備が整えられるでしょう。2回目は、あなたの本領を発揮することができるでしょう。2回行うことに意味があり、2回行うために90分が最短になります。
十分に温まっていない背骨を使って、整っていない環境下でヨガを行うことは、怪我をしろと指導しているようなものです。
60分では、ポーズを2回行うことは不可能であり、プログラムの途中で終わることなります。もったいない。
90分クラス中の後半30分が、ビクラムヨガの本番と呼ばれる部分です。温めた背骨を使って、背骨の矯正や強化を進めていきます。
長年にわたり効果を出してきた秘密は、この90分のプログラムにあるのです。
たった90分で、身体全体が最高に整った、エネルギーの流れのよい、爽快感、達成感、解放感に満ちた幸せな気分や状態になれるのです。
たった90分で。
仕事や生活の悪習慣のなかで、身体は縮み、歪み、血行は滞り、加齢や重力に負けて、心身は悲鳴をあげています。忙しさから、身体の声に耳を傾ける暇がなく、不健康へまっしぐらです。ただだだ、我慢をして不調を重ね、いつしか病気を招くでしょう。
人生を幸せに生きるために一番必要なことは、何ですか?
考えてみてください。お金ですか?愛ですか?仕事ですか?それらを得るためには、まず、自分自身が「健康」でなければ、幸せになれないのです。自分や周りの家族、友人をも幸せにすることが、病気でできるでしょうか?
健康であること。
とてもたいせつな条件です。
あなたやあなたの周りを幸せにするために、ビクラムヨガがあり、安全に効果的に行うためにクラスは90分なのです。
たった90分で。
時短で本当にたいせつなものを失わないでください。
時短で効果がないことにたいせつな時間を使わないでください。
この90分のプログラムは完璧です。
ビクラムヨガが用意する90分の完璧なダイアログ、温度40℃湿度40%と共に、脚力を鍛え、安全に行うためのカーペットが敷かれた専用スタジオで練習することが、安全かつ効果を最大限に引き出す意味を持ちます。
あなたの人生を幸せにするために役立ち、全く無駄がない時間が90分なのです。
ビクラムヨガでは、長い間身体の不調で悩んでいる人をヘルプすることができます。
薬を飲んで治すのではなく、ヨガによって身体の内側から改善していくのです。
クラスに来て、きちんとした呼吸を覚え、血液の循環を良くし、自分の身体の治癒力を信じれば、不調は必ず良くなります。
例えば、私の生徒には80歳代の女性がいますが、まるでティーンエイジャーのようにピンピンしてます。
ビクラムヨガは内臓、筋肉、肌など、身体の全てに効果があるのです。
また、精神面へ大きな効果をもたらすことも特徴のひとつにあげられます。
私たち人間は弱い生き物で、精神のコントロールができないことで、ドラッグに溺れたり、愛する人を傷つけたり、様々な問題を起こしてしまいがちです。
しかしヨガをすることで、自分の心の声に耳を傾けるようになり、自分と周囲の人を愛せるようになります。
つまり新しく生まれ変われるのです。
1970年の2月に来日し、東京でヨガスタジオを開くことになりました。
年中暑いインドに較べて、真冬の東京は凍てつく寒さ。新宿の雑居ビルの10階にあったスタジオでヨガを教え始めたのですが、寒すぎて皆うまく身体が動きませんでした。
そこで、生徒さんたちが家からストーブを持ち寄ってくれました。部屋を暖かくすると、筋肉や関節が柔らかくなってスムースに動けるようになり、身体の痛みもなくなったと皆大喜びでした。
こうしてビクラムヨガの原型がスタートしたのです。
その後、常夏のハワイで教え始めた時は、室内に冷房が効いていて、とても寒く感じました。
そこで私は「申し訳ないけど、冷房を切って下さい」とスタッフにお願いして、代わりに暖房を入れました。すると。やはり身体が柔らかくなって、皆うまく動けるようになったのです。
現在、ビクラムヨガのスタジオは世界中に1500以上ありますが、どこも同じ環境で、同じカリキュラムで教えています。
1946年インド・カルカッタ生まれ
3歳のときにヨガを始め、5歳のときに、彼のグルであるビシュヌ・ゴーシュ先生のBishnu Ghosh's College of Physical Educationに入学。毎日少なくとも4~6時間心身を鍛練し学ぶ。
13歳のときから3年連続でNational India Yoga championshipとなり、無敗のまま引退。
17歳のとき、ウェイトリフティングの事故で膝に怪我を負い、ヨーロッパの医師たちに二度と歩けるようにはならないと宣告されてしまう。事故でつぶしてしまった膝を治せるのはゴーシュ先生しかいないと、ゴーシュ先生の学校に戻り、ヨガに励むことで6ヵ月後、膝を完全に回復させることに成功。ゴーシュ先生は、科学的にも慢性疾患を治療し、心身を癒すヨガの効力を形にした有名なPhysical Cluturist。
その後、ゴーシュ先生に支援されインドでいくつかの学校を開校し、全身や内臓を強化し、病気を予防し、老化を防ぐ2つの呼吸法と26種類のポーズを組み合わせた効果の高いメソッドを開発。
1970年2月にビクラム先生はビシュヌ・ゴーシュの指示で日本にヨガ教室を開く。寒い時期の日本のスタジオにストーブを持ち込むと身体が温まってよく伸びるということに気付いたビクラム先生は暑いスタジオでヨガを行うという手法を編み出す。これがホットヨガ・ビクラムヨガの原型となる。
ビクラム先生は数多くの著名人や当時の首相 田中角栄氏の体調を整え、アメリカのニクソン大統領の膝を治療し、市民権を授与され本格的に渡米。米国ビバリーヒルズにBIKRAM YOGA college of Indiaを開校。ハリウッド女優達に支持され、
世界中にヨガ・ブームを巻き起こした張本人として、ビクラムヨガ40周年を迎えた今もビクラムヨガの指導に励んでいる。
現在、ビクラム先生の認定を受けたスタジオは世界60カ国で1,500以上。
また、科学者とも協力して、乳がん等に対するスクリーニング技術(マイクロスコープ)を開発し、多くの命を救うことにも心血を注ぐという一面もある。
1965年 インド カルカッタ生まれ
4歳でヨガを始める。
1979年から1983年のNational India Yoga championshipで5回連続優勝。
Mahila Yoga Byam Kendraと Gosh's College of Physical Education and Yoga Training Instituteでヨガを学ぶ。
ラジャシュリー先生が特に焦点をあてているのは、情緒的(感情的)側面のヨガや、どのようにヨガが人間のからだのエネルギーバランスを整えているのかということ、また、病気への効果だけでなく、活気に満ちた健康を作る からだ/こころ/たましい を繋ぐことなどである。
彼女は夫(ビクラム・チョードリー先生)を助け、10年以上アメリカでヨガを教えたあとに、
素晴らしいティーチャートレーニングプログラムを作成。そのほか、高く評価された妊婦ヨガクラスもおこなっている。
また、ヨガが最終的にオリンピックスポーツとして受け入れられるという目標を進めるため、米国ヨガ連盟(USA Yoga Federation)という非営利団体を設立。
ラジャシュリ―先生は多くの慈善活動にも関与している 。
ビクラム先生のグル。その当時、インドにおいて最も有名なPhysical Culturistであり、名高いヨギー ヨガナンダの弟であり、弟子。
ヨガに関するもっともポピュラーで人気のある著書「あるヨギーの自叙伝」の著者。アメリカにヨガを伝えた。アメリカのLAにあるSelf-Rralization Followshipの創設者。